変数について

変数について、授業や必要に迫られて初めてプログラムを学び始めた人向けにつらつらと書いてみる。動機としては、授業で突っかかってる友人がいたので、その人が見ることはないだろうけど、自己満足的に。


変数ってデータを入れる箱で変数名はそのラベルだよって説明したけれど、まずその前段階の話から入るべきだった。プログラムは「初めにあるデータ or 入力」をプログラムで操作することで、何らかの「欲しい形のデータ」にして出力するという流れになっている。

だから、データや入力が必ずどこかにあると考えて欲しい。自分でキーボードから文字のデータを入力するにせよ、ファイルからデータを読み込むにせよいずれにしろだ。

そんな時、データをそのままの形で扱うのは非効率になるんだ。

"文字列データです"
#上のような文字列のデータがあったとして

print("文字列データです")
#これはまだいい。

#けれど、この文字列データを別のところでも使わなきゃいけないとき

print("文字列データです")
uppercase("文字列データです")

#こんな風に毎度毎度文字を書かなきゃいけなくなる

上記のようなことをやるのはすごく非効率だ。だから、変数があるんだ。
変数は、データに名前をつけてプログラムに覚えておいてもらうことのできる仕組みだ。

だから、さっきの例文も

data = "文字列データです"

print(data)
uppercase(data)

こんな感じですごく簡潔に書ける。さらに言うと、変数の中にはどんなデータも代入できる。イメージで言えば、段ボールに「A」とでも書いてデータを入れてような感じだ。こうすると、プログラムにはAをどうこうしてくれ、というだけで良いんだ。Aの中身を気にする必要がなくなる。"こーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんなに長い文字列も"変数Aに代入するだけで、Aという名前で扱うことが出来るんだ。

うーん…あんまり上手いこと解説出来た気がしないなあ。とにかく、本当のところのアドバイスは、今学んでいる言語で変数の宣言を色々やってみることじゃないだろうか。間違っていそうな書き方をしてみたり、とにかく色々試してみる。絶対すぐにわかるはず、解説聞いているより、よっぽど身になると思う。そんなどうしようもない結論で今日は終わり。プログラム書くのに既に苦手意識もってしまっていたら、すごく申し訳ないなあ、なんて